ドライバー、アイアン、パター、打ち方はどれも同じと言うけれど、クラブの形は違うよ!



ドライバーもアイアンもパターもみんな同じように打て

「ドライバーもアイアンもパターもみんな同じ打ち方だ!」この言葉は、ゴルフの雑誌や書籍を読んでいる方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

本当に一緒なのか、私は最初その通りだと信じていました。

”ま、みんな同じであれば効率的だし、一個のスイングを覚えれてしまえばいいのだから楽だ”

そのようにめんどくさがり屋の私はたいして深く考えもせず、安易に考えていました。しかしあるとき、クラブ職人の方の話を聴いたとき、天から声が聞こえました。いわゆる、ひらめいたのです。

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尽きない悩みにうんざり・・・

その言葉に出会う前の自分はスイングの理論を解読するのに必死でした。それこそ本を読んだり雑誌を見たりして、自分のスイングを鏡で見ては、直すべきところを研究していました。

スイング軌道がアウトサイドインになりすぎているのではないか?もう少しインサイドアウトにしてみよう、とか。

フックやチーピンに悩むのは、グリップがフック目に握っているからではないか?もっとスクエアにしてみよう、とか。あるいは、スイングプレーンがフラットすぎるのでは?もっとアップライトにしてみよう、とか。

シャンクが出たら、ヘッドアップしないように気を付けて、とか……

延々と続くチェック項目が次から次へと。もういいかげんにしてくれーって叫びたくなり、頭はいつもチェックすることでいっぱいいっぱいでした。

『どうしてクラブは、昔からあの形をしているのか?』

その道40年以上のクラブ職人の方と話をする機会があり、クラブについていろいろなことを教えて頂いたのですが、その話を聞きながら、『クラブの形はどうしてこんな形をしているのか?』余りにも素朴すぎる疑問が浮かびました。

シャベルや包丁など、世の道具には、その目的を達成するために、おのおの合理的な形をしています。余りにも使用方法のイメージが付きやすいので、細かく教えてもらうまでもなく、感覚的に普通に使えてしまいます。

ゴルフクラブも、スイングしている人を手本にして、『ま、こんな感じで振れば飛んでいくだろう!』と考えて使っていました。つまりゴルフクラブを使うのに、深く意識はしていませんでした。

クラブの職人さんは、クラブの合理的な使われ方を追求し続け、技術を磨きあげてきたはずです。であれば、当然ゴルフクラブにも合理的な使われ方があるはずです。

どうせ考えるならもっと地に足をつけよう。地に足をつけるというのは、クラブを使っている姿ではなく、使われているクラブから理解していこう、と言う意味です。スイングはいろいろ変則的でいろんな種類がありそうに見えますが、クラブの形は、ずっとほぼ変わりません。

追記:同じ疑問を持たれている方には、『ゴルフクラブの構造からボールを飛ばせる理由を考える。2本のバットで打つということ。』の記事もお役に立つかもしれません。

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『とりあえず6番アイアンからやって見よう!』

クラブも、大きく分けると、ドライバー、アイアン、アイアンの中でもロングアイアンもあればミドルアイアン、ショートアイアン、ウェッジと多種に及び、更にはパターとたくさん種類があるのですが、僕は、アイアン、とくに6番アイアンをメインに考えました。

何で6番を選んだかと言うと、当時読んでいた坂田信弘氏の6番アイアンでのショートスイングを読んでいたからというのが大きいです。

続・スウィング進化論

また自分でも、アイアンがドライバーやパターに比べて最も特殊な形をしているのに加えて、本数が多く、一本解明できたら効果が他のアイアンにも及ぶと思ったからです。ま、その方が効率的だと思いました。

ではそのアイアンをどうしたか?ただアイアンの構造をじーっと見てました。うつぶせに寝っ転がって、いろいろな角度から見ていました。でもそれだけじゃボールを打つ瞬間のイメージが全然わかないんですよね。

クラブの表面はボールにどう当たるのか、どの場所に当たるとベストなのか、打感がよくてボールが一番飛ぶところはどこなのか、そんなことを考えながら、具体的に動かしてみようとします。

と言っても、クラブを実際にスイングするのではなく、アイアンを短く右手に持って、目の前でぶらぶらとしてみたり、うつぶせに寝転んで、ボールに当たる瞬間を右手で短く握ったアイアンを目の前でスローモーションで動かしてボールに当たるところをじっと見たり、そんなことをただぼーっと繰り返していました。

そんなときふと、『シャフトが邪魔だな。もっと短くしてみると何か分かるかも。』

『とりあえず6番アイアン短く切ってみた!』

自然な発想です。シャフトが短くなればよりヘッドが目に近くなって分かりやすい。なので切ってみました。

グリップはとりあえず紐で代用し、紐を巻いて普通に握れる程度の太さにしてます。

ある意味、打ち放し場で百発以上打つより疲れないため、省エネでした。しかし、全く今まで考えたことがなかったため、得られるものは新鮮でした。

小さなクラブを動かしながら考えていたことは、「こーやって降りてきて、ボールに当たって、それから地面に当たって、終わり・・・・こーやって先に地面にあたって、ボールに当たるとダフリ・・・ボールに当たる場所が浅いとトップ・・・」 てな感じです。

そんなことを毎日時間があるごとに繰り返しているうちに、ふと、また閃きました。地面に潜るということは、ターフはどうなる?ターフはどうやってとるの?地面に最初に接するのは、クラブのどこ?エッジじゃないの?まさかソール?みたいなチョーどうでもいいと思えるようなこの疑問がなぜか、次の行動に自分を駆り立てたのでした。

この疑問が沸いたあと、僕の行動はどうなったか?

庭で土を削り始めたのです。スイングの研究は、ターフの研究へと進展(?)したのでした。 続く。

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