ダウンブローに打って草鞋(わらじ)のようなターフをとる。ベンホーガンの極意を実験!



”The secret is in the dirt.” (秘密は土の中にある。)

『秘密は土の中にある。』この言葉を残したのは、ゴルフを愛する人ならほぼすべての人が知っているベンホーガンです。

私は、ベンホーガンが大好きです。この人の言葉である、「秘密は土の中にある。」

この意味深な言葉が、私の心を掴んで離しません。芝ではなく、土なんです。土の中って何なんだろう?

この謎を解くキーワードがターフです。ターフを取る、というのは、アイアンで、ボールを打った後に、アイアンヘッドは土の中に入っていきます。その時に、芝を削るんです。その削られた芝がターフとなります。

『土の中にある』と言われて、土の中に入るのはアイアンのクラブヘッドのみです。ヘッドが土の中に入って、そのあとどのように出て行くのか?

それを分からせてくれるのがターフの形なのではないか?

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ターフを取るといっても・・・

ターフをとる、と一口に言っても、雑誌や本などで調べるといろんな形のターフがあることが分かりました。

浅く長いターフ、深くて短いターフ、アウトからインに向かって削られたターフ、細く長い筋になったターフ…

ターフは1ドル紙幣くらいがいいとか、薄くて長い方がいいとか、草鞋のようなのがパワフルでいいとか、表現も多種多様です。

この中で私が表現として好きなのは、「草鞋のようなターフを取る」という表現です。

いかにも「とったどー」って感じがして好きです。

テレビで全米オープンとか見ていると、打ったあと、芝の固まりがすっ飛んで行きます。まるでボールと一緒になにかゴミでも飛ばしたのか?あるいはヘッドか何かが飛んだのかって思ってしまいます。

キャディさんが飛んで行ったターフを拾って元に戻して上から踏んでいるところを見て、ターフってこんなに飛ぶんだって妙に感心してしまいます。

草鞋のようなターフ

草鞋のようなターフを飛ばし、それでボールがきちんと狙ったところに飛んでいるのですから文句なくいいショットです。

今でこそ、細くて長いターフがいいとか、むしろターフはとらない方がいいとか、いろいろな意見があると思いますが、とりあえず、私は草鞋のようなターフを取ることを目標にしたいと思いました。

というのは、おそらく深い草鞋のようなターフができるのはショートアイアンを使用した場合で、しかも自分がこれから基礎的な練習をするクラブはショートアイアンから始まると思ったからです。

きっとゴルフ場には穴ぼこだらけになってしまうだろうなって申し訳ない気持ちもあるのですが、さぞかし気持ちいいだろうなという気持ちも湧いてきます。

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問題が明確になったことの喜び

『草鞋のようなターフは、どうしたらとれるんだろうか?』この問いは難問です。難問なんですがこれまでスイング理論で無限地獄をさまよった自分にとっては、暗いトンネルの先の光にも似たような、光明のように感じました。問題がかなり具体的になったことはまさに喜べることです。

もうとにかく今までの鏡を見ながらスイングをするという練習とは異なったゴルフスイングに対するアプローチです。ただ純粋にクラブがどう動いたら、草鞋は飛ぶのか?いや草鞋のようなターフが飛ぶのか?ということに問題の焦点が定まるわけですから、非常に気持ちが楽です。

実験クラブの作成とその使用

さて、具体的な行動をどうするか?普通のゴルフクラブを振って土を削っていくのもいいのですが、労力が大きい気がしました。

『イメージだけが作れればいいんだけどな~』

極端な話、園芸シャベルで土の表面を削るように、何度も実験していければいいんです。

そう思って僕が次にとった行動は、柄を短く切ったクラブを使って子供が砂場で遊ぶシャベルみたいにして、子供のように砂場でターフをとることでした。

前回記事で6番アイアンを短く切った話をしました。これを使って実際に土の上で実験しようということを考えました。本当は8番アイアンで作っておけばよかったと、「草鞋のようなターフを取る」の実験を考えた時に思いました。ま、大勢に影響はないと思います(笑。

実験クラブ作成の話はあまり詳しく書きませんでしたので補足します。いらない中古のクラブを買ってきます。100円くらいで打ってたりします。そしてシャフトを適当な長さでグライダーで切断します。

グライダーがなければ金のこぎりで切ります。そのあと、表面にホームセンターとかで購入した適当な太さの縄か紐を巻きます。下地に両面テープを貼っておいて、その上からぐるぐる巻いて適当な太さにします。

以上で完成です。

↓これが実験用に作成した6番アイアンです。グライダーで切ってみました。グリップはわざわざ装着するまでもないと思い、ロープを握りやすい程度に巻きました。大きさが分かるようにボールペン置きました。ほんとバカねと笑ってください。

 

 

 

 

 

ゴルフスイングに対するアプローチ

ゴルフに対してこんなアプローチの仕方をする人って珍しいですよね。ほんとにバカかと思います。でも純粋に疑問を解決するために最善を選択している、そう考えていました。

もし仮に、本気でそう思っていなかったとしたら、

自分が公園の砂場で短いアイアンクラブを持って真剣な表情で砂をかいている姿を、横に子供が遊んでいるとして、子供を見ているお母さんが、子供の隣にいる僕を見たら、きっと変人と思うだろう。

そんな想像をしただけで、恥ずかしがり屋な私は実験を断念していたことでしょう。まさしく心が折れていたに違いないのです。

本気であるということは、やり遂げるために必要な要素であるということを今になってそう思います。

また、自分の中にあるゴルフに対する情熱はこんなにも熱いものだったと、今になって気づきました。

 

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