自力でゴルフのパターグリップ交換!時代遅れのクラシックな革巻パター



あらを探してしまうという悲劇

ウイルソン8802が大好きで、手に入れたあと、ことあるごとにパターを手にしては、眺めたり、磨いたり、素振りしたり、・・・とにかく身近においていました。

ウィルソン8802はそれ自体がすでに完成しているということはわかっているのですが、何となく、いじりたくなってしまうのです。完璧なもののあらさがしをしたくなる気持ちってありませんか?

そんな感じで、あらを探していて、一番最初に目についたのがグリップでした。やはり中古で購入したこともあり、相当グリップが痛んでいました。ゴムがもうボロボロで、持つと凹凸があり、持っていてゴムがかたい感じがしました。まさに”玉にきず”でした。
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そうだ!グリップを交換しよう!

買う時には全然気にならなかったところですが、ほんのちょっとでも気になると、日に日にその思いは拡大していき、やがて気付くと、インターネットでぴったりと似合うグリップを探している自分がいました。

ネットサーフィンをしている時に思ったのが、

『ずっと使い続けるとしたら、手に馴染むものがいいのでは?』

『風合いが年数を経つにつれて味が出るものがいいのでは?』

この二つの思いに共通するのは、もうウィルソン8802しか使う気がないという気持ちです。自分もベンクレンショーのように、ずっとこのパターを使い続けよう!そう思っていました。

L字といえば、もう流行っていない。時代遅れのクラブといえばそうかもしれない。

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『アンティーク調のグリップがいいのでは?』

ここでは、飽きのこないデザインを探している自分がいます。ずーっと見ていて飽きのこないグリップ。それはきっと時代が変わっても変わらない・・・そんな時代遅れでもかっこいいものなんじゃないか・・・。

もう”時代遅れの男になりたい”が頭の中でがんがんなっていました。しかもサビの部分だけですが。

ネットサーフィンしている間に、こんな感じでいろいろ浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り変えしてていきました。

結局選んだグリップがこれでした。
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伝統的な雰囲気漂うグリップに一目ぼれ

色はマホガニーでした。この赤味がかった感じの雰囲気がかなりイメージにぴったりはまった感じがしました。

実際に家に届いた時には、すごくうれしくて、次の休日に、人生初のグリップ交換に挑戦しようと決意していました。

グリップ交換は、中古ゴルフクラブ屋さんをまわっていたときに、職人さんの作業をそれとなく観察していたので、要領は分かっていました。あとは必要な道具をそろえるだけです。

 

カラミティジェーン

実際に、家に届いたグリップの箱を開けると”え、まじか?”ってくらいに予想以上にカッコいいグリップでした。

このグリップを装着したパターを打っている自分をイメージしました。

救聖ボビージョーンズの愛用していたパターもL字でした。そのパターは「カラミティジェーン」という名前のパターでした。「一発で仕留める姉御」という意味を持っていたそうです。

このような名前の似合うようなパターになることを夢にみていました。

グリップ交換に挑戦

さて、現実にもどってグリップ交換です。そのための準備として、自分が用意したものはこれらです。

・両面テープ

・油

・ティー

・カッター

たった4つの道具でした。

まずカッターで古いグリップを切ってはずします。シャフトが傷つかないように丁寧に刃を入れて切りました。

古いグリップをくっつけていた両面テープの残骸がシャフトにこびりついていました。これを、きれいにはぎ取ります。この時は、一生懸命、靴洗いようのたわしでゴシゴシと水洗いして落としました。

後で考えたら、ベンジンを使用してきれいに落とすことができたようです。一応後日ベンジンを買いました。

 

次に、両面テープを螺旋上にシャフトに巻いていきます。この両面テープを巻くときにも、シャフトにぐるぐると螺旋に巻く方法と、表と裏にはさむように縦に貼る方法があるようですが、私は螺旋に巻きました。

この次に、いよいよ購入したグリップで作業します。この時が最も緊張の一瞬でした。なんせ、5,000円近くも出して購入したグリップです。これを失敗したらみすみす5,000円をどぶに捨てるようなものです。

グリップの底の方に穴があいています。この穴をまずはティーを挿してふさぎます。

そしてティーをさした面を底にして、グリップの中に油を入れます。試験管に液体を入れてふるようにしてグリップ内部全体に油が行きわたるようにします。

このようにして、油がまんべんなく塗れたら、次はシャフトに巻きつけた両面テープのシールをはがします。この粘着しているテープに、グリップの中に入っている油をかけます。

十分両面テープに油が染み込んだら、いよいよ、グリップにシャフトを入れます。まっすぐに入れるのが難しいですが、ここは狙いを定めてぐぃッと一息に入れていきます。

これは後で思ったのですが、グリップとシャフトが一直線に入るように、あらかじめシャフトとグリップに印を付けておくとよいと思いました。実際に、グリップの形状が丸くなく四角い感じなので、握った時にフェース面がどこをむくかに、かなり影響を及ぼします。

油がかわくと、粘着テープがくっつく仕掛けです。なので、まっすぐ入っているかどうかを確認して、微調整をするのも、かわくまでの間しか時間がありません。

この時、グリップがまっすぐに先端部分が入っていたとしても、グリップエンド部分までの間によれてねじれがあるときがあります。この時も、グリップにうまく印を付けておくのがよいと思います。

印を付けるといっても工夫が必要です。シャフトの場合は、マジックで付けておいても後でベンジンとかで消せるのでいいのですが、革のグリップの場合はそうはいきません。

なので、テープをはっておくのがいいと思います。まっすぐに細いテープを貼っておいて目印にすれば、あとで剥がせてグリップもきれいです。

こっちにすこし、グニャ

こっちかな、グニャ

・・・・・

(試行錯誤の繰り返し・・・)

 

できた・・・・。

うぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・。

やったどぉぉぉぉぉ・・・・・。

ついに完成した。

そう思いました。その日は。

予想外な出来事

しかし、いつまでたっても油のにおいがとれません。

ん・・・?

これは一体・・・・。

(なんか失敗の予感・・・)

何が間違ったかは分からないのですが、何かが間違っていることだけはわかりました。

大好きな8802を思う存分触ることができない日が続きます。握ると油のにおいが手についてしまい、できるだけ触らないようにしていました。

においが消えることを信じて1カ月以上我慢しました。

やがて、理由が分かりました。

使用した油に問題がありました。

私、灯油でやってしまいましたのです。ガソリンでやればここまでにおいがしなかったのに・・・

1か月以上放っておいてもにおいが消えず、やむなくグリップを外すことにしました。

この時の無念といったらありませんでした。

あえなく5,000円弱をどぶに捨てました。

そしてカラミティジェーンの夢も・・・シクシク・・・。

次は失敗いたしません。また成功事例ができましたら記事にしますので、どうぞ私のようなおバカな失敗はしませぬようお気をつけくだされませ。

あなたのゴルフライフが楽しくありますように!

 

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