ゴルフとの出会い 練習は裏切らない 続き 



当日にどうなったか、勘のよいあなたならばお分かりになったかと思います。しかし一応記していきます。

当日、初めてゴルフ場に行きました。とてもきれいなところで、駐車場が広かったのを覚えています。受付をして表に出ると、ゴルフ場は込んでいて、パター練習をみんながしていました。それを見ながらも、全くパターなどは眼中にありませんでした。ま、転がすだけなら練習はいらないだろう、その位の気持でした。

 

結局パターは一度も握らずにスタートすることになりました。そうなんです、スタートするまでで自分の握ったクラブはドライバー一本だけだったのです。

やがてゴルフの開始時間が近づき、最初のホールに向かうと、前の組が順番を待っているところでした。

前の前の組が打とうとしているティーグラウンドの周りには多くの次に打つのを待っている人がいて、ギャラリーのようになっていました。その大勢の中で、ボールを打つ人の気持ちを始めて想像したのがこの時でした。え、こんな大勢の前で打つのか?と。

最初の関門の何たる難しいことか、精神的プレッシャーが襲ってきたのが分かります。というのは、前の前の組が打って、まっすぐ飛んだり、左右に曲がったり、空振りしたり・・・。待っていると聞こえる嘲りの声。「あー、今のはOBだ」、「池に向かってきれいに飛んで行った」、「前に飛んだだけマシ」「やっぱりあの素振りでは・・・」「打つ前からわかってたよ」・・

こういう言葉は打っている時には聞こえてきません。しかし、この言葉が自分に聞こえなくても、言われているだろうことを思うだけでどれだけ緊張が増すか。まして、この時の自分の心境では、練習していないんだから仕方がない、という言い訳もできません。

 

1000球も打ったんだから、という自負に変わっている自分の心は、練習は裏切らない、という言葉と、プロゴルファー猿のオープニングで見せるきれいなライナー弾道しかあり得ないという思いに染められていました。

とうとう自分の番が来ました。ティーを刺すのですが、まっすぐに刺さらず、ボールがその上にきれいに乗りません。もちろんティーを刺したのは初めてです。少々てこずりながらも、ティーを刺してボールを乗せると、ドライバーを握り、素振りをして、意を決して打ちました。結構意を決するまでは時間がかかったと思いますが。

打った瞬間練習場であったのと同じくらい感触のいい当たり。かなり飛んだはずだと自分では思ったのです。心の中では、これはきっとかなりの場所まで行ったに違いない、そう思っていました。

しかし、結果は、どスライス。OBでした。確かに練習は裏切らなかったのでした。

 

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