将棋 不可解な成桂馬捨て。実は斬られている?増田雁木陣の反撃!矢倉城炎上か?森下卓九段に挑む愛弟子増田康宏五段。なるか、恩返し。



★受けの森下、本領発揮!絶妙の玉寄り!

前回までの局面を再度掲載します。(#^.^#)

先手は攻めていくのかと思いきや、▲79玉と寄りました。この手が、後手からの△87桂打ちを見破った受けの好手だと思ったことについて前記事では書きました。

 


 

さて、ここでは後手がどう指すか、難しいのではないかと思っていました。不思議なことに、成り駒の差はあれど、駒の損得はありません。歩の数で先手が一枚多くもらっている程度です。玉の堅さという点でも、先手は8筋をへこまされた形ですが、矢倉の金銀が残っていてまだ十分堅い陣形です。

後手は、今、角を攻められているところで、先手の多くの攻め駒が殺到する気配を見せていて、苦しい感じがします。

 
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★先手の攻めは続きますか?

△4四歩 ▲3三桂成 △同 桂 ▲同歩成 △同 角▲3四歩 △4二角 ▲6五歩


後手は△44歩と打ちました。これで先手の攻めを催促して、駒が手に入れば玉頭から反撃をする構えです。先手は33の地点で駒を清算しました。

▲33桂成△同桂▲同歩成△同角 ですね。

こうしておいて、後手は桂馬を手に入れることができました。さすがに桂馬がすぐにほしいからと言って△24歩と取るのは、却って先手の飛車が働いてきてしまって嫌なところです。

先手は▲34歩と拠点を作り、▲65歩と銀取りに打ちました。銀をずらして55に角が出たいという感じの手です。

 

★桂馬が手に入れば△87桂と放り込みたい後手の思い、実現!

△8七桂 ▲8九玉 △6五銀▲5五角 △6六歩


銀取りを放置して、△87桂打ちです。しかしこの手に対して準備していたんですね、先手は。そのための▲79玉です。この手の顔が立ちました。ただ依然として、87の桂馬を取ると、一気に飛車が成ってきてほぼ助からない状態になってしまいます。

△87桂を効かせておいてから▲65銀と手を戻しました。これが呼吸なのでしょうね。この銀が一歩ずつ着実に先手陣に迫ってきます。

先手は55の天王山に角を据えます。次に▲44銀から後手陣に殺到する構えを見せております。

後手は、△66歩と先手陣にくさびを打ち込みます。焦点の歩ですね。効きの多いところに打つ歩なのでそう呼ばれています。

 
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★先手、堅陣を維持!後手、成桂を捨てる妙手?

▲6八金引 △5八成桂


先手の▲68金は駒の連結を保って堅い手だなって思いました。この堅い矢倉の陣形をどうやって崩すのか?まだ持ち駒は少ないし・・・。なんて見ていたら、またも不可解な手が出現しました。△58成桂です。これ一体なんなんですか?って感じの手です。

”ただ”です。いわゆる無料のただです。ただより怖いものはないと言いますが、この成桂は取りたいです。毒まんじゅうかもしれないって思うんですが、これ取ったら負けって言う感じの手には、とてもじゃないですが私のつたない棋力ではわかりませんでした。残念!!

続きは次回に!チャオ!

 

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