【将棋巻の弐 飛車先を止める自陣角】藤井聡太、立ちはだかる井上一門を破り七段に昇段。最年少記録更新でひふみんも破る!



先手角換わり棒銀

戦型は角換わり棒銀となりました。後手が棒銀に対してどのように対応するかが注目したいところです。

前回までの局面を再度掲載します(#^.^#)。

後手が△74歩と突いたところを見て、お、これは早繰り銀か?って思いました。ただ、先手は▲78金を保留しています。その分先手の棒銀の足が速いです。

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両方ともGoing my way!

▲2六銀 △7二銀▲1五銀 △4五角

先手は銀をどんどん進出させていきました。▲15銀と出たところで、後手の藤井七段が指した手が、△45角です。これまで私の記事を読んでいただいた方には、私がここで何を言いたいかお分かりかと思います。

そうです。”自陣角がまた出た―ッ!”です。

私の場合、生角を敵陣深く打ちこむ手以外はすべて自陣角の認識なので、あしからず。

かっこいいんですよね。こういう角。うっとりします。

▲78金が上がっていないことを咎めつつ、棒銀の攻めを受けるために、△27歩と打つ手を用意した角打ちです。

この瞬間、先手と後手の勢力差は、角一枚多いので、先手19対後手20です。

そこでこれまで私の記事をお読みいただいた方には次に何を言いたいかが分かると思います。

そうです、”角が駒台で遊んでるぜッ”です。

飛んで火に入る夏の虫

▲7八金 △1四歩 ▲2四歩 △同 歩▲同 銀 △2七歩

▲78金と受けるよりありません。いきなり馬作られてしまいますから。ここで後手は催促して△14歩です。ここで銀を引くのでは、それこそ”銀が泣いている”by阪田三吉 になってしまいます。

つっこむしかないのでしょうね。それで▲24歩と行きました。△27歩まで一本道です。

後手にしてみたら、「飛んで火に入る夏の虫」な感じでしょうか。

銀がタダでとられてしまう~~~ッ

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もののふとして美しく散った銀

▲4八飛 △2四銀 ▲5五角

すごいっす。先手は平然と銀を差し出したと思いきや、▲55角の自陣角。飛車と香車の両取りです。

恐れ入りました。

”角は盤上で遊んでいたのではない!出撃の頃あいを見計らっていたのじゃ!”

”銀も泣いてないぞぃ!銀はもののふとして桜のように美しく散ったのじゃ!”

そんな言葉が聞こえてきそうです。

確かに、おっしゃるとおりです。

この局面冷静に眺めていますと、先手は、まさしく棒銀の役目を果たしたのですね。だって、銀は端の守りの香車と換われば十分で、馬を作ることにも成功しています。

こんな攻めの成功図もあるのだなって勉強になりました。ただ、先手は飛車をどうやって働かしていくのかって悩みを抱えていますね。それをどう解消していくのかも見どころです。

次回に続く。

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