其の参 伝家の宝刀65歩! 美しく華麗な久保王将の振り飛車に挑む!藤井聡太四段vs久保利明王将 捌きのアーティストに挑む若き天才



お待たせして申し訳ありません!ブログを再開します!どうぞよろしくお願いします!

少し、ブログをお休みしておりました。ごめんなさい。この間、思うところがあり、あるお勉強をしておりました。それについてはまた後日御紹介していきたいと思います。

中断していたブログを再開させていただきます。お待ちいただきました読者の方にはたいへんご迷惑をおかけしました。どうぞよろしくお願いします。

シンプルかつ迅速なる仕掛けが決行され、それに対する先手の応手が注目されているところです。前回の局面を掲載します。

う~ん。久しぶりに見る局面ですが、なんとも居飛車の布陣がシンプル。後手のこの仕掛けがうまく行くなら、先手の対応ももっとシビアにしないとって、感じでとても考えさせられてしまうところです。

Sponsored Links

伝家の宝刀、65歩!振り飛車の切り札

▲6五歩 △7七角成 ▲同 桂 △5三銀

伝家の宝刀、▲65歩が一気に駒を捌く、振り飛車の切り札中の切り札です。

この手によって、全てが上手く行く、というと、言い過ぎかもしれませんが、逆に、この手が成立しないと既に振り飛車は悪いことが多いです。

普通の三間飛車や四間飛車ですと、捌けて5筋より左側は全て駒台に乗っている感じで大成功です。特に四間飛車ですと、飛車の効きも通りますので、角と飛車が一気に効いてくる感じが、かなりエネルギーが強いイメージを持たせます。

大山十五世名人の得意戦法。振り飛車のキング、四間飛車!

大山15世名人が、数ある振り飛車の中で、四間飛車を振り飛車の中の王様だと評しましたが、その所以がその辺にありそうです。

中飛車ですと、金が先手なら▲78、後手なら△32に居ることが多くなりますが、金が取り残されてしまったような感覚になり、振り飛車の大きな捌きとはまた少しニュアンスが違う感じがします。

しかし、この金が残っていることによって、飛車打ちに対して守備力があがる場合もあります。例えば、先手なら▲78金の下に底歩を打つような場合です。

【ひとくちメモ】

『金底の歩、岩より堅し』と言われるくらいに堅い守りです。この歩が打てれば二枚飛車も怖くないと言われるくらいの守備力を発揮します。現実的には、華々しさは感じられないのですが、実戦で指されると、思わず呻きがもれます。渋い一手ですが、これが打てるようになると、面白いように受けの力を実感するようになります。ぜひ実戦でライバルにお試しあれ!

 

こうなると、もし飛車を8筋に打たれた場合に外堀として埋めることが出来るイメージです。なので、このように金を働かせるような指し方をしないといけないでしょう。

このやりとりで、先に仕掛けて行った後手が銀を53に退かざるを得ないという時点で、後手は失敗したことになるのでしょうか?

続きは次回に。チャオ!

前の記事:其の弐 箱入り娘の堅陣 美しく華麗な久保王将の振り飛車に挑む!藤井聡太四段vs久保利明王将 捌きのアーティストに挑む若き天才

次の記事:其の四 要所の自陣角!美しく華麗な久保王将の振り飛車に挑む!藤井聡太四段vs久保利明王将 捌きのアーティストに挑む若き天才

棋譜一覧表を表示する

藤井聡太が振り飛車の大家久保王将に挑む!聡太の馬が大活躍する将棋です。』に戻る

Sponsored Links