松山ケンイチ、東出昌大熱演「聖の青春」をアマゾンプライムビデオで見る



将棋に命を賭けた棋士

将棋に賭けた棋士の物語が存在する中で、この村山聖という人物ほど、私にとってリアルに近い人はいません。というのは、升田幸三、大山康晴、山田道美、すべて書籍でしか知りません。

しかしその点、村山聖はその死闘を、テレビでNHK杯を通じて見ることができましたし、またその物語を書籍や映画で知ることができました。

NHK杯戦の中で、何度となく村山さんを見ていましたが、中でも今でも記憶から消えない将棋がありました。

この将棋は、とにかく凄まじい、という印象でした。このおよそ5カ月後に新聞で村山さんが亡くなったということを知りました。

Sponsored Links

凄まじい対局

私は村山さんが仮に亡くなっていなくても、この将棋の印象は残り続けたと思います。しかし、亡くなったことを受けて思うのは、村山さんが最後の力を振り絞ってこの将棋を指したのだなと。

その対局というのは、1998年2月28日に行われた将棋NHK杯トーナメントの決勝において、対局の相手は、永世7冠を達成した羽生善治さんです。

この対局の詳しい棋譜は『将棋NHK杯トーナメント決勝で見せた天才村山聖の天才的強さと清々しい表情』に譲るとして、対局は、羽生さんは勝負に勝ちますが、将棋には負けたと言うのが私の印象です。

村山さんは最後の最後、とどめをさすところまで行きながら、叶いませんでした。

この将棋をテレビで見ていた私は、そのとどめの手を指さずに別の手を指してしまった瞬間、それまでの死闘が嘘であるかのように、一瞬水を打ったような静かな雰囲気になったのを覚えています。

最後の最後に逆転されたら、普通はそんな状況でしたら、悔しくて、耳が真っ赤になるとか、表情がゆがむとか、そんな何かに心がとらわれて、表情や姿勢に表れてしまうと思います。

しかし、私の覚えている村山さんの表情は、とても静かでとても穏やかな表情でした。

思えばこれが、私が村山聖という男に最も惹きつけられた瞬間でした。

アマゾンプライムでたまたま映画を見た!

聖の青春という映画を御存知ですか?村山聖という天才棋士を描いた映画です。

この映画の中に出てくる天才棋士の村山聖という棋士の、将棋にかける凄味が伝わってきます。

どのように生きたらいいのか、そんなことを考えさせる映画だと思います。

何かに熱中して、何かに賭けて生きることがこんなにたいせつな事なのかとあらためて思います。

将棋はその対象となりえるものなのだということも。

一応参考までにアマゾンリンク載せておきます。(2019年2月23日時点の情報です)ぜひ見てみてください。

Amazonプライムビデオ 聖の青春
Sponsored Links