2016年10月16日、日本オープン最終日を見て思い出す石川遼選手とジャンボ尾崎選手



圧倒的な強さの松山英樹

圧倒的な強さを誇る松山英樹選手。埼玉県狭山ゴルフ・クラブで開かれた第81回日本オープンは、キングと呼ばれた片山晋呉選手ほどの名手でも出すだけで精一杯というラフや、難しいグリーンなどの厳しいセッティングの中、怪物なみのパワーを見せつけ、5アンダー。

2位と3打差という圧倒的差をつけて、優勝した松山英樹選手は、さすがの一言です。

海外メジャーなどの修羅場をくぐりぬけてきた経験は、落ち着き払った構えと、プレー中の歩く姿などに、オーラとなって表れています。

15番ボギーで迎えた16番パー3で難しいグリーンを読み切りバーディを取ったところなど、とにかく圧巻としか言えません。

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ジャンボが後継者と見込んだ男

松山選手の陰になっていますが、今季怪我に悩まされながらも、国内ツアーで復帰したあとの8月「RIZAP KBCオーガスタ」優勝した石川遼選手も4年ぶりに出場しました。今回日本オープンの結果は残念ながら3オーバーで終わりました。

石川遼選手を見ていて、思い出すのは、ジャンボ尾崎選手です。ジャンボ尾崎選手は説明するほどもない、素晴らしい伝説を築いた名選手です。

石川遼選手は、あのジャンボ尾崎選手に後継者として目をかけられた日本ゴルフ界の新星であったことは有名です。デビュー当時テレビ中継などでも放映されていました。石川遼選手はジャンボ尾崎選手に師事し、インターロッキンググリップからオーバーラッピンググリップ、そして持ち球もドローからフェードへ変えて、ジャンボ選手の技術を継承する存在とまで目されていました。

王者のゴルフ

王者のゴルフ( 2009年4月5日(日)テレビ東京放送内容)の中で、ジャンボ尾崎選手と石川遼選手の技術対決がありました。インテンショナルショットの精度を競うもので、正面に木があり、その向こう側にグリーンがあるという状況で、スライスを打ってグリーンに乗せて、近い方が勝ちというもの。

まずジャンボ選手が打ちます。4番アイアンで打ったボールは綺麗にスライスしてピン近くにオンします。すばらしいの一言でした。そのショットのあと、石川選手が注目したのは、ジャンボ選手のターフの跡でした。「薄くて長いターフ」。

次に石川選手が打ちました。打球はスライスはしているもののはるかにグリーンをオーバーしてしまいます。その後石川選手のコメントは、「ターフの長さが違う」と。

この時、プロは目の付け所が違うんだなって感心しました。番組ではそのターフ跡を拡大して映していましたが、本当にきれいなターフで、どうやったらこんなに長くて薄いターフがとれるんだろうと思いました。石川選手のターフも決して短いとは思えませんでした。しかしそれを上回るターフの薄さと長さは圧巻。

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相手の得意で勝負するジャンボ

ジャンボ選手は、その後、フックでの勝負を提案します。それは石川選手の持ち球がドローボールだからだと言います。

相手の得意な分野で勝負しなくてはフェアじゃない、ということだと思います。最初にジャンボ選手が打ちます。

きれいにグリーンにオンし、スライスボールで捉えたグリーンの位置とほぼかわりません。これもすごいの一言でした。次に石川選手が打ちましたが、打球はバンカーへ。

結局はジャンボ選手の勝利で終わりました。

このころからジャンボ選手の薫陶を受けているとして7年が経過します。自分は、ジャンボ尾崎選手の現役時代を知りません。ぜひ、ジャンボ尾崎選手の技術をもう一度再現してもらいたい。そうしたら、ゴルフファンが増えて、ゴルフ業界がますます盛り上がると思うんです。日本ツアーのみならず、海外メジャーでも日本人選手が活躍し、ゴルフを楽しむ人が増えることを願っているゴルフファンの独り言でした。

 

がんばれ!松山、がんばれ石川!

 

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