ベン・ホーガンのクラブごとの飛距離把握。合理的なロフト表示アイアン



ベン・ホーガンの番手別飛距離

ジョン・アンドリザーニ氏(前田俊一訳)の「ベン・ホーガンが『モダン・ゴルフ』で明かさなかった秘密」という本の中で、興味深い記述があります。ベンホーガンの各番手別の飛距離です。

ホーガンの各クラブのヤーデージ
ホーガンはクラブの選択に卓越していた。彼は、自分のショットメーキングと自分の力量を知り尽くしていた。何千、何万というボールを打ち、記録をつけることで、 彼は各クラブの平均飛距離を熟知していた。ホーガンの各クラブの飛距離は次のよう なものだった。
*ドライバー…二六○ヤード
*3番ウッド…二三五ヤード
*1番アイアン…二二○ヤード
*2番アイアン…二二〇ヤード
*3番アイアン…二○○ヤード
*4番アイアン…一九○ヤード
*5番アイアン…一八○ヤード
*6番アイアン…一七〇ヤード
*7番アイアン…一六○ヤード
*8番アイアン…一五○ヤード
*9番アイアン…一四○ヤード
*ピッチングウェッジ… 一二〇ヤード
*サンドウェッジ…一○○ヤード

「ベン・ホーガンが『モダン・ゴルフ』で明かさなかった秘密」 p181より引用

ホーガンは、7番アイアンで160ヤードと計算しています。ドライバーは260ヤードです。

『え、ベン・ホーガンってそのくらいしか飛ばないの?』って思ったら大間違いです。ベン・ホーガンは当時でも飛ばし屋の部類に入るほどのショットメーカーです。

ベン・ホーガンですら7番アイアンで160ヤードの飛距離というのは、それだけクラブのロフトが寝ていたからだろうと推測するのが自然であると思います。この本の中でロフトについては書かれていませんが、ホーガンの活躍した時代は1950年代です。

40年前のゴルフクラブでも5番アイアンのロフト角は30度です。今のクラブで同じマッスルバックアイアンならば寝ていてもせいぜい27度になるのが一般的だと思います。なので、今から50年以上前のホーガンの時代では、もっと寝ていた可能性があります。

とにかく、アイアンの番手の数字だけで飛距離を比較出来ないことは、この本に書いてあるホーガンの飛距離を見ても明らかですね。

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ベンホーガンの画期的アイアン

ベンホーガンの使用していたアイアンのロフトが何度なのか、興味があってネットサーフィンしたのですが結局見つけられませんでした。しかし、犬も歩けば棒に当たるで、ベンホーガンという会社のホームページに行き当たりました。

この会社の出しているアイアンにピーンとアンテナが立ちました。そのアイアンが『Ben Hogan PTx Irons』です。マッスルバックではないのですが、下記の写真から分かるようにとても美しいです。何よりも目を止めたのは、ソール部分に7番とか9番とかの番手の表示がないことです。



じゃ、このアイアンのソールについた数字は何なのよって言いたくなりますが、このアイアンのソールに印字された数字はロフト角です。このロフトの角度がアイアンの飛距離を作ると言っても過言ではありません。

ロフトの種類は、下記の表のとおりです。20度から47度まで選ぶことが可能です。シャフトの長さが同じであれば、その中で4度の中からロフトを選ぶことが可能なんですね。



これってすごく珍しいですよね。アイアンのロフト表示をずっと記事『アイアンの飛距離が出ないというゴルフの悩み。ロフトを考えてみた!』で書いてきていたので、このアイアンを見た時、びっくりしました。

それで記事にするしかない!と。番手表示がないところは、キャディさん泣かせなところもありますが、アイアンを使用するプレーヤーの立場に立つと、余計な悩みを無くしてくれます。そういう意味でアイアンについて真摯な姿勢を感じます。

それにしても、このアイアン使ってたらめちゃくちゃかっこいいですよね。さすがベン・ホーガンの名前に恥じないですね。

ベンホーガン社について

さて、ベンホーガン社は、なぜ偉大なゴルファーであるベンホーガンと同じ名前なのか?ほんとに素朴な疑問です。答えは簡単。ベンホーガンが作った会社だからですね。

ベンホーガン社は1953年にベンホーガンにより創立されました。その後、AMF社からMinstar社、そこからCosmoWorld社、そこからスポルディング社、そこからキャロウェイ社にオーナーが変わっています。

キャロウェイ社はベンホーガンブランドを、アパレル大手企業のPerry Ellis社に売却していますが、『エイペックス』や『エッジ』など、ベンホーガンの伝統的クラブを象徴する一定の商標は保持してたとのこと。

キャロウェイ社は2008年にこのブランドでのクラブ製造を中止していますが、2013年に『エイペックス』ブランドを再生させました。

この話を聞いて、ベンホーガンのアイアンに俄然興味が湧いてきました。このアイアンもし打つ機会があったら、また記事にして紹介したいと思います。

 

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追伸

ゴルフが大好きで、いろいろゴルフについて気付いたことを記事にしています。

もし参考になれば幸いです。

あなたのゴルフライフが楽しいものでありますように!(^◇^)!

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