ゴルフでパットの上達を考える。どうしてピンを抜いても入るのか?



ピンを抜いて打つ方がよいのか?

パットをする時、ピンを抜いて打つほうがいいのか?それとも抜かない方がいいのか?実は、抜かないで打つ方がいいのではと思い、これに慣れるようにしていました。

しかし、全英女子オープンで、渋野日向子プロののバッティングを見ていて、考えさせられました。渋野プロの全英女子オープンでの活躍は『渋野日向子のアイアンのターフが凄い。世界で愛されるシブコスマイル』、『可愛い勝負師、渋野日向子メジャーを獲る!世界のシブコの強気のパット』の記事で書きましたので、よろしければお読みくださいませ。

渋野プロは動画を見ていただければ分かると思いますが、全英女子オープンで、長い距離はピンを立てて打っていましたが、中距離程度から近い距離はピンを抜いてパットを打っていました。しかもそのパットが入る入る。

これはどうしたことだろう?

ピンは抜かない方が入る確率が高くなると思っていたし、理論上は、今でもそうだと思っています。

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ピンを抜かない方が良いと思う理由

ボールをピンに当ててボールの勢いを止めて、入れる。ピンが壁のような役割をしているので、ピンの細い棒の部分だけでも壁ができるので、ピンが無いよりも入る確率が高まると考えるのが自然だと思います。

また、ロングパットであれば、カップの場所を見失なうことだってありますから、ピンがあることで、はっきりと目標を定めることができます。

キャディにピンを持ってカップのところに立ってもらうと、パットの成功確率はぐんと上がると言われます。これも、大きな物体を目印にすることができるからだと言われています。

セルフプレーだと、キャディさんはいませんし、毎回同伴者にピンを持って立っててもらうわけにもいきません。なので、ピンが立ったまま打てるというのはかなりのメリットだと思います。

 

なぜ渋野日向子プロはピンを抜いてパットするのか?

全英女子オープンの大舞台で、渋野日向子プロはピンを抜いてパットを打っていました。

渋野プロのパットは、カップの奥の土手にドンッと当ててストンと落とす強気のパットです。このパットはかなりかっこいいです。私はこういうパットが大好きです。見ていて気持ちがいいんですよね。

カツッとヒットして、ラインを消すように勢いよく転がったボールが、カップの奥の土手にぶち当たって、ようやく勢いを止めてもらってカップインする。そんな感じのパットが渋野プロのパットなんです。

なので、大会中のほとんどのパットは、そういう感じで入ってました。

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カップに入るボールって?

なぜあんなに入るのか?全くわかりません。もしピンを立てていたらもっと入っていたのだろうか?でもあれだけ入っているのだから、ピンを抜いて十分ではないだろうか?もしかして、ピンを抜いた方が入ると言うことがあるのだろうか?

ただ、一つ思い当たることがあります。彼女のパットは、カップの奥にドンッと当たって落ちるパットです。ピンはかえって邪魔なのではないだろうか?

ピンにあたって落ちるのと、奥の壁に当たって落ちるのと、理屈は同じです。壁になるところがピンなのかカップの奥の土手なのかという違いしかありません。

渋野日向子プロにとって、ピンではなくカップ奥の土手が目標なのではないだろうか、そう仮説を立ててみました。

ピンは上に突き出ているから転がったボールがあたるのはわかります。しかしボールが沈まない限り、カップの奥の土手には当たりません。そこで思ったのは、ボールが、カップの直径までの間に沈み込むのではないだろうか、と。

ボールが穴に飛び込んでいくように入っていくイメージです。卓球でいうところのドライブ回転がかかってボールが下に落っこちていく感じです。

ピンが真ん中に立っているとしたら、カップの淵からピンとの距離は半分しかありません。ボールが落ち切るまでの距離は、当然カップの幅全部のほうが落ちきる可能性は高いです。また、壁としては、ピンよりもカップの土手のほうがボールの勢いを吸収してくれそうです。

ボールが沈みこむために、カップの直径分の距離が必要だと考えると、カップの奥の土手に当たるためには、ピンはかえって邪魔です。なのでピンを抜いた方が入るのではないだろうか。

カップの幅の距離で下に沈む球などあるのだろうか?

ボールが磁石のように地面に吸い付くように転がっていくイメージのボール。そんなボールがカップに沈むボールのイメージです。

『卓球のドライブのように・・・』と表現しましたが、ゴルフボールもドライブ回転がかかれば、もしかしたら沈むのかもしれません。そのためには、ある程度回転速度がないとだめなのかもしれません。

どれだけ沈むのか、実験もしてみたいところですが、落差はほんのわずかではないかと思います。転がる以上、ボールにはドライブ回転がかかっていますので、普通に打ってもボールは沈む方向に動くはずです。それでもオーバーは普通にします。

なので、想像以上にドライブ回転が掛かっているのかもしれません。もの凄いドライブ回転がかかっているならば、どんなに勢いがついていても、陸から離れたらボールが沈んで、カップ奥の土手が止めてくれるのではないか。

全て私の空想ですが、そうでも考えないと、あの渋野日向子プロのすさまじくかっこいいパットの理屈がわかりません。そして、もしそんな球があるなら、パットは楽しくて仕方がないだろうって思います。まるで魔球です。

 

謎を深めるウイニングパット!

上りのパットなら分かるんです。カップの奥の土手が高いですから。せいぜいフラットならカップの土手の高さは同じくらいの高さであり、カップ幅でボールが下に沈むことは想像できないことはありません。

しかし、下りのラインでは想像できないです。

全英女子オープン最終日18番ホールで打ったウイニングパットは下りのスライスラインです。難しいラインで、しかも下りのパットです。距離も長く少なくとも5メートル以上はありました。

この難しいパットをどうやって打つのか、どきどきしながら見ていました。

渋野プロは、ボールを置く時、笑っていました。これがまず驚きでした。この人は緊張しないのだろうか?そんな風にも思いました。

42年ぶりのメジャー制覇がかかったこの超大舞台なのに・・・。

やがて打たれたボールは、きれいにカップの奥の土手にぶち当たって落ちました。

目を疑いました。

これいったいどうやって打つんだ?

この打ち方を研究してみたい、そんな好奇心が私のゴルフライフをまた楽しくさせてくれます。

シブコ、ほんとうにありがとう!

 

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