ゴルフ最大のハザードは風!
ゴルフは天気で左右されるというのは全英オープンを見た人ならだれでも思うと思います。しかし、風に対してどうすればいいのか?と言うと、対策の立てようがないというのが実情だと思います。
そりゃそうですよね、風が強いっていっても何を基準にして強いのか分かりません。すべては個々人が経験上、『今日はすごい風で、かなりボールが戻される』、とか、びゅうびゅう吹いていても普段風の吹くコースに行っている人は、『今日はそんなに吹いてないね』とかって話をしているわけです。
じゃ、風が強い弱いって一体どうやって判断するのでしょうか?単に個人の主観でしょうか?
天気予報の活用!
やっぱり天気と言えば天気予報が基本ですよね。作き物の生育が死活問題の農家の人たちは天気予報をよく見ています。天気予報は生活の上でとても大事なんですね。
しかし一方で天気が晴れか雨かしか関心がない人もいると思います。私もそうでした。
天気予報が晴れなら、『よかった、かっぱ着なくてすむ♪』って思って、雨だったら『明日のラウンドは行くのやめようかな』って感じで。
でも天気予報は本当はいろんなことを教えてくれているんですよね。
夏の晴れの日であれば、気になるのは気温です。気温が35度を超える猛暑の日なんて、バテるなんてもんじゃないです。果たして無事に帰って来られるかって話です。
必要になる小物も多いですよね。日焼け止めなどのスキンケア用品や、体を冷やすための氷嚢、もちろん十分な飲料水も必要です。
ラウンドする時は、ティーグラウンドではなるべく木陰とかで順番を待つなどの、暑さから身を守る工夫も大事になります。
単純に晴れの日というだけでもこれだけの違いがあります。
風の情報
天気予報の情報の中で、最も重要だと思うのが、風の情報です。
『ゴルフの最大のハザードは風である!』
2019年現在、テレビで全英オープンを見ているので、なおさら風についての思いが強くなっています。『全英オープンゴルフで、強風を制したタイガー・ウッズの戦略と技術。』の記事にも書きましたが、風はゴルフに与える影響は甚大です。
風をどうしたら知ることができ、ゴルフに活用することができるのか?
天気予報の中で、風速何メートルとか、どの方角からの風とか、いろいろ風に関する情報があると思います。しかし風速何メートルと言われてもそれだけではピンときません。
そこでおススメなのが、これです。
ゴル天の活用
ゴル天というサイトに行くと、行きつけのゴルフ場にどういう風が吹いているのかを知ることができます。これまでは天気予報の情報とゴルフ場の情報がリンクさせづらいことが問題でした。しかしこのサイトを見て目から鱗が落ちました。
なんと良く行くゴルフ場を検索して打ちこむと、そのコースにどういうふうに風が吹いているのかを教えてくれるのです。しかも1時間毎とか時系列にです。

例えば、ゴルフ場は『東我孫子カントリークラブ』を選んでみます。これは私が好きなゴルフ場として何度も紹介してきました。このゴルフ場をおススメする理由は下記の関連記事に詳しく書いていますのでよろしければご覧ください。
関連記事
『東我孫子カントリークラブを1人で回る薄暮プレーでお得なゴルフを。』
『ゴルフ東我孫子カントリークラブの西コース回り放題はかなりお得で練習になる』
しかも、このコースは河川敷コースなので、風の影響がもろに来ます。
設定も1時間毎にしてみました。
すると、

こんな感じですね。ちょうどコースの上をどのように風が、どの方角から、風速何メートルで吹いているのかが一目瞭然です。
すごいシステムですよね。これを始めてみた時、これを活用しない手はない!!!って思いました。
風を体感して経験値を貯める
この風の情報を頭に入れて、ゴルフに行けば、ゴルフの面白さが余計にわかります。この風速1.7メートルでこのくらいの風なら、風速5メートルならどうなってしまうんだろう、とか肌で予測することができるようなると思います。
例えば東我孫子カントリークラブに上記の風の情報を見ながら行くとします。すると、
『今1.7メートルの風が南から吹いているな』、『中1番のコースなので、フォローになるな』、とか、『東1番のコースなので、右からの横風だな』、とか、『1.7メートルの風だとこんな感じなんだ』、とか、その風の強さと方角を体感しながらプレーすることができます。
そういう経験を蓄積することで、いろんなゴルフ場に応用が効くと思います。
風の強い日にゴルフを行きたいと思う人は少ないかもしれません。しかし、もし風速○○メートルの強風の中でベストスコアが出たと思えば達成感も出てくると思います。
意外と、風の吹く日のプレーが好きになるかもしれませんよ。
追伸
風に強いゴルフができて自信がつくと、ゴルフに行く日も風の強い日を自分で選びたくなってしまいますよね。
想像してみてください。
もしあなたが風に強いゴルファーで、あなたのライバルが風に不慣れなゴルファーであれば、風の強い日にゴルフをすればあなたはそのライバルに勝ちやすい状況をつくることができます。
まさか天気まで味方につけているとは思わないでしょう。
孫子の言葉に、『算多きは勝ち、算少なきは勝たず』とありますが、まさしくその通りだと思います。
あなたのゴルフライフが楽しいものでありますように!(^◇^)!