戦略的ゴルフのすすめ。グリーンを外したとしても安全な場所を狙う!



イ・ボミ復調の兆し

ニッポンハムレディスクラシックでイ・ボミ選手が復調の兆しと嬉しい限りです。通算9アンダーで8位です。まだ勝利はないですが、その手応えをつかみつつあります。早く復活Vの姿を見せてほしいです(^◇^)。

さて、イ・ボミ選手を優勝に何度も導いたキャディとして清水重憲(しげのり)さんという方をご存知でしょうか。男女ツアー計24勝、男女メジャー5勝に導いたキャディです。

その清水さんが本を出している話を前に『優勝請負人キャディのゴルフ戦略を学ぶ。日常にも応用できる考え方。』で書きました。

『プロゴルファーも知らない優勝請負人キャディのシークレット・メモ』

この本、これまでのゴルフの技術書とは、切り口が大きく違っていておもしろいです。キャディさんがどうやってラウンドを考えているのか、プレーヤーとは違った立場から客観的に見ていますよね。

そういう視点を、プレーする時に持つことができたら、自分自身のスコアアップにつながるのではないか?そんな思いで手に取り、読んでみました。

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戦略的視点を学ぶ

清水キャディは、イ・ボミ選手以外にも、藤田寛之プロや田中秀道プロなど有名なプレーヤーのキャディをつとめています。でも、特にイ・ボミ選手とのコンビが有名ですね。イ・ボミ選手が賞金女王になって手のつけられないほどに強かった時、それを支えたキャディが清水さんです。

この清水さんの本を手に取って目から鱗と思った箇所はたくさんあります。前の記事『優勝請負人キャディのゴルフ戦略を学ぶ。日常にも応用できる考え方。』で書いたのは、心の持ち方、マインドの部分でした。

今回紹介したい内容も、マインドにかかわるところもありますが、前記字よりも技術面での色合いが濃い部分もあります。

 

何番からピンを狙うのか?

さて、いきなりですが、『ピンを狙うクラブは何番からか?』このような疑問を持つことはありませんか?

例えば、150ヤード距離が残ったら7番アイアン、とクラブを決めて、7番アイアンなら乗らないとおかしいなって考えて打つ人は多いと思います。

でもそう考えている人には次の引用が心に響くと思います。

グリーンの形状からず外していいところを見つける

~男子プロでもピンをデッドに狙いはじめるのは8番アイアンくらいから。7番以上のアイアンでは、ある程度余裕をもってターゲットを設定している。グリーンの真ん中を狙ったり、ピンが端にあれば逆サイドの広いところを狙うという具合です。そう考えると、風やライと同じくらい重要になってくるのがグリーンの”外しどころ”です。~

『プロゴルファーも知らない優勝請負人キャディのシークレット・メモ』p44から引用

この引用から分かるのは、プロでさえもピンを狙うのは8番アイアンからだという点です。

私は8番アイアンを徹底的に練習してうまくなることを訴えています。『120ヤードを打てるクラブは8番アイアン。8番アイアンを徹底的に練習し磨くのじゃ!』参照。

ものすごく練習した8番アイアンでも、プロと同じようにピンを狙うのは傲慢な気がします。プロは何万球という血のにじむ練習を重ねていることでしょうし、比較して趣味のアマチュアサラリーマンゴルファーは、ラウンド回数だって少ないです。

しかし、そんなサラリーマンゴルファーでも、120ヤードの距離を8番アイアンで打てるように一生懸命練習すれば、ピンを狙うことは難しくても、グリーンに乗せることは可能であると思います。

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ピンを狙わないならどこを狙う?

参考になるのはピンを狙えない場合にどこを狙うかという点です。7番以上ではプロでもピンは狙わない、と言われていますが、ではプロはそういう時にどこを狙うのか?グリーンセンターか、ピンと逆サイドの広いとこをを狙うと清水キャディは言っています。

8番アイアンでグリーンセンターを狙って乗せることができるように練習することは、アマチュアでも出来る努力だと思います。しかし、100%グリーンに乗るかと言えば、やはり難しいと思います。十分グリーンを外すこともあります。

そこで、重要なのは、『外しどころ』だと清水キャディは言います。

8番アイアンでグリーンを外しても、『外れて安全なところ』を狙って打っていくことが保険に保険をかけるような堅実な攻め方だと私は思います。

8番アイアンで120ヤードの距離を徹底的に練習して、自分のショットの癖を把握しておきます。ドロー系なのかフェード系なのか、自分の球筋とボールの高さなども把握しておきます。

他の番手は全て眼中にいれず、8番アイアンで120ヤード打つことだけを練習していけば、きっと自分だけのコツも手に入れることができるはずです。

まとめ

キャディの視点を持つことは、ゴルフのスイング方法などの技術的な面ではなく、コース攻略の技術や、ラウンド中の気持ちの持ち方などを学ぶことできます。

この本で学んだグリーンの外し方と、120ヤードの8番アイアンと組み合わせれば、かなり残り120ヤードの景色が変わるはずです。

ドライバーでOBを打つこともあるでしょうし、スリーパットをすることもあるかもしれません。しかしたった一つに絞って練習し続けた120ヤードの8番アイアンはドライバーよりもパターよりももしかしたら自信になるはずです。

8番アイアンの120ヤードを武器にしてみませんか?この武器をラウンドの戦略の軸にして考えることができれば、ゴルフがより一層楽しくなるのではないでしょうか?

この本は、予想に違わず感銘を受けた箇所がたくさんあり、そのうちの一つをご紹介させていただきました。

あなたのゴルフライフが楽しいものでありますように!

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