渋野日向子のアイアンのターフが凄い。世界で愛されるシブコスマイル



全英女子オープン3日目の奇跡

全英女子オープン3日目、9番ホールでボギーを叩いて8アンダーとなった時、トップは14アンダー、もう優勝は無理か・・と頭をよぎりました。

しかし、そこで見るのをやめてしまったら、そのあとのドラマに感動することはなかったと思います。

10番ホールからの快進撃は、まるで人が変わったよう、そのように解説でも言われていました。

全英女子オープンを戦う弱冠20歳の渋野日向子。今回が全英初出場で、ついこの間日本女子ツアーで初優勝したばかりの新人です。小祝さくら、河本結、勝みなみ、新垣比菜、原英莉花など名だたる黄金世代と言われるプレーヤーとは少し毛並みが違うようです。

というのは、彼女はゴルフ一筋に決めたのは高校2年の時とのことでした。それまでは、ソフトボールや野球をでやってたそうです。

全英女子オープンに優勝すると、1977年以来、42年ぶりの海外メジャー制覇の快挙となります。

そんな彼女に魅せられました。

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スマイルシンデレラ

現地の記者から『スマイルシンデレラ』と命名されたことにも象徴されていますが、常に笑顔を忘れない彼女。愛される選手であることは見ていて分かりました。

女子プロゴルフ界に新たなスターが誕生しました。しかし国内にとどまらず、世界的にもファンが増加しているのが番組を報道しているアナウンサーの雰囲気からもよく伝わってきます。

その笑顔以上に、私の心は彼女のプレーにわしづかみにされてしまいました。

私はギャップに弱いです。

そのギャップは前半と後半の原因不明の雰囲気の変化です。

9番ホールまでの渋野日向子のプレーと、10番ホールからの彼女は全く別人。そう解説でもなされていました。そのくらい、前半と後半ではプレーの内容が違っていました。それはスコアを見てもバーディがなかなかこないことからわかりました。

ショットでも思い通りに打てない感じのシーンがありましたし、パットも比較的長いパーパットをなんとか沈めるシーンが前半は多かったように思います。

しかし、何が原因なのか、10番ホールのバーディーを取ってからまったく雰囲気が変わってしまったのです。スコアを見れば明らかに、10番ホールからの流れが違うのが分かります。何と後半の9ホールで6個もバーディを取ったのですから。

11番ホールのアイアンショットのターフが凄い!

私は、11番ホールのショットに度肝を抜かれました。11番ホールはバーディこそとれませんでしたが、セカンドショットのシーンをボーっと見ていた時、アイアンショットに違和感を覚えました。

ターフが前に飛んで行くのは何度も今まで見てきました。男子プロでも女子プロでもメジャーでもそうでない大会でも。

しかし彼女のターフは、クラブがフィニッシュにおさまるまでずっとついてきてたんです。つまりターフは体の後ろに落っこちました。

クラブフェースにこびりついてたわけではありません。ターフがスイングアークの中から外に飛びだせなかったのです。そのくらいフェースがターフを捕まえていたのです。

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こんなショット見たことない!

私はとても残念だと思うのは、そのシーンがユーチューブで探したけれどもなかったことと、著作権などの問題で、動画をアップしたくてもできないとことでした。

そのシーンを、録画したビデオで何度も繰り返し見ました。11番ホールのアイアンでグリーンを狙ったシーンです。ぜひどうにかして見ていただきたいと思います。

どうしても見れなければ今日の全英女子オープンで同じシーンが出てくる可能性もありますので、応援しながら見てみてください。この私の驚きをぜひシェアしたい、そんな思いでいっぱいです。

11番ホールは映っていないのですが、一応、3日目の渋野日向子の名場面の動画をアップしておきますね。

スイングにくぎ付け

11番ホールのシーンを見た時から、渋野日向子のスイングにくぎ付けになりました。彼女は体が華奢なのに良く飛びます。

一緒にまわった体格の良いA・ブハイ選手をオーバードライブすることもあって、なぜ飛ぶのか不思議でなりません。

その理由は11番ホールで見たアイアンのターフにあるのではないかと自分の直感がびんびん伝えてきます。

アイアンの切れ味に魅せられていましたが、ウッドの正確性もまた凄いです。とにかく曲がらないんです。ドロー系のボールが正確に飛んでいきます。

15番パー5のセカンドショットでもウッド(多分3番ウッド)で放たれたボールは、アプローチしやすいグリーンの花道にきちんと置かれました。

そこからのアプローチも圧巻でした。一緒にまわっていて首位を走っていたブハイ選手は、このホールで、渋野選手と同じような位置からアプローチを先に打って、ワンピンの距離に付けましたが、次に打った渋野選手はその内側に付けました。

強心臓と言うほかありません。そのあと、ブハイ選手はバーディパットを外しましたが、渋野選手は決めました。ここで勝負の流れが大きく渋野選手に傾いたと私は見ていて思いました。

強気のパット

渋野選手のショットの魅力ばかりを伝えてましたが、実は彼女の最もかっこいいのはパットであると思います。

ボールをカップの奥の土手にあてて落とす強気のパット。

このパットが見ていて気持ちがいいんです。最後の18番ホールでも、7番アイアンで打ったボールがワンピンにつきました。そこからのパットもプレッシャーなども考えて簡単なものではないと思いますが、見ているこちらは、それを難なく沈めたように見えました。

不思議なくらいに簡単に。

この全英女子オープンで渋野日向子の名前は世界に広く知れ渡りました。名前だけでなく、その笑顔もいっしょに世界に伝わったはずです。

日本女子ゴルフ界の星に留まらず世界女子ゴルフ界のスターになるのは誇らしいことです。4日の夜の全英オープン最終日は眠れそうにありません。

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