可愛い勝負師、渋野日向子メジャーを獲る!世界のシブコの強気のパット



えッ、ダブルボギー?

メジャーの舞台。優勝賞金は約7,200万円とされていますが、賞金よりも、歴史に名前が残ることに、大きな価値があります。

その舞台の重さからでしょうか。3番ホールで4パットのダブルボギーを打ち、14アンダーから12アンダーに。順位も2位に落っこちてしまいました。

強気のパットが裏目に出たのか、とにかくこの早い段階で大きくスコアを落としたことは、精神的に相当な影を落とすのではないかと心配しました。

しかし、彼女の戦う姿はこれからが本番でした。

全米オープンの覇者、イジョンウン6、世界ランク1位のコジンヨン、世界ランク2位のパクソンヒョン。初出場の弱冠20歳の渋野日向子がビッグネームに交じって一歩も退かずに戦う姿に感動しています。

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ようし、これからだ!頑張れスイッチ最高潮!

3日目も前半は思うようなプレーが出来ていなかった渋野。最終日の前半は、7番ホールロングでツーオンに成功して、らくらくバーディを取った時点で、ダブルボギーを打った分を取り返して単独首位に立ち、仕切り直しの状況です。

ようし、これからだ!って応援する側も思いますよね。私も思いました。しかし8番ホールでボギーでまた一歩後退し、L・サラス、コジンヨンの二人の選手に抜かれて3位になってしまいました。

思うようにいきませんね、また追いかける展開です。

しかし、10番ホールからのバック9は渋野にとって、最強のスイッチが入るタイミングです。3日目同様、一気に流れを持ってくるか、そこにも期待が入ります。

私の頑張れスイッチも最高潮です。スイッチを押しすぎて壊れてしまうくらいです。

ギャップがたまらない

そしたら10番ホール、バーディ来ました。グリーン奥のカラーすれすれからの難しいフックラインです。

なんなんでしょうか、この手に汗握る緊張感の中で、その期待に応えてくれる渋野の凄さを見たかと思うと、11番ティーグラウンドでおにぎりを食べる渋野のアットホームな雰囲気。余りにもギャップがありすぎです。最高です。

11番ホールは、3日目に、渋野のアイアンショットのターフで私の目が釘付けになったホールです。それについては『渋野日向子のアイアンのターフが凄い。世界で愛されるシブコスマイル』に書きました。にこの時から、渋野のゴルフにのめり込んでいます。

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勝負師、シブコ。

12番ホールの303ヤードパー4です。ブハイ選手はアイアンでティーショットを打ちましたが、渋野選手は打ちません。持っているクラブはドライバー。グリーンを狙う気です。

勝負をかけるんですね。このホールに。

結果は池ギリギリに着弾してワンオン成功です。『あれッ』て呟いてましたが、結果オーライで良かったです。見てる方がはらはらドキドキです。

本当に勝負師ですね。

結果的にイーグルには成りませんでしたが、楽々のバーディです。

続く13番ホールも、難しいグリーンと言う解説者の横で、いとも簡単にバーディパットを沈めました。その沈め方もカップの奥に当ててストンと落とす強気のパットです。結果1位に並びました。

タイガーチャージならぬシブコチャージ

このパットが決まり出したらもう止まらない。渋野のチャージが始まります。タイガーウッズの猛烈な追い上げがタイガーチャージと表現されてましたが、シブコチャージがいよいよ始まります。

14番ホール、172ヤード、パー3。ここで渋野は一度手にしたアイアンを変えました。どちらに変えたのか、と解説で言われていましたが、番手を下げたんだと思います。アドレナリン全開で飛びすぎ防止のためでは?って思いました。

結果、バーディチャンス。しかし惜しくもバーディ成らず。

お菓子を食べる姿

15番ホールのショットの合間で、青木キャディとの間でお菓子を食べるアットホームな雰囲気が映ってきました。この姿を見ていると、とても大勝負の最中とは思わないでしょう。

15番ホール、パー5での2打目を打って行きます。きっちりピンを狙える位置にボールを置いていきます。このショットを打った後、青木キャディのバッグを引っ張っていたずらする姿が映りました。

こういうキャディとじゃれる愛くるしい小動物のような可愛さと、12番ホールでドライバーでワンオンを狙いに行く勝負師の姿と、全く正反対のギャップ。これがほんと魅力です。

アプローチの結果はカップから少し遠目になりましたが、パターを握ったあとの顔つきは、やはり勝負師の顔です。グリーン上の顔は真剣そのものです。

いとも簡単に沈めました。4メートルから5メートルはあったと思います。

本当にスマイルシンデレラそのもの!

渋野が15番ホールを終えた時点で、首位が渋野と並んでサラス。そして一打差にコジンヨン。

18番ホールをサラスはバーディチャンスにつけましたが、惜しくもパー。コジンヨンは16アンダーでホールアウト。サラスと渋野の一騎打ちの様相を呈してきました。

さて、サラスと二人で首位タイ17アンダーとして迎えた18番ホール、424ヤードパー4のセカンドショットです。

いよいよ渋野が打ちます。打ったボールは、段を超えてバーディが狙える位置に止まりました。しかしやや遠いです。入ればバーディで優勝です。

18番ホールのグリーンに向かって歩く渋野に拍手が降り注ぎます。最終日最終組を初出場の弱冠20歳の渋野日向子が歩いています。まるで映画のような展開です。まさしくシンデレラストーリー。

ボールをセットする時、渋野から笑顔がこぼれました。メジャーでの優勝がかかったパットを打つ前に笑顔が出るものなのか?唇はカラカラに乾いて緊張しまくりの状況が普通ではないのか。

さて、勝利を掴むバーディパットや如何に。

下りのスライスライン、カップの土手に当たって入った!!!!

(大歓声)

そこには、涙に滲む顔ではなく、無邪気な笑顔がありました。

渋野日向子が42年ぶりにメジャーを制しました!

試合後のインタビュー

試合後に渋野選手にインタビューしたシーンがありました。

18番ホールの最後のパットを打った時の心境を聞かれた時、『ここで決めるか、スリーパットするかと思って強気で打ちました。』と答えました。

この言葉を聞いた時、逃げの気持ちが一切ないんだなって思いました。潔いですね。勝負所で勝負をかけて、それでだめなら潔く負ける。そんなさわやかさを感じました。

12番のワンオン狙いについて問われたとき、『ここは狙わないと悔が残るなって思ったので、めっちゃ振りました』と答えました。

この言葉は心に刺さりました。勝つか負けるかではなく、後悔するかしないか、そこに判断の基準があるんですね。しかもそれは、どんな大きな舞台でも変わらない基準なんだろうなって思ったとき、胸が熱くなりました。

渋野日向子、よくやった!すごいぞ~!

日本の宝だ~!!!

最終日の動画入れておきますね。

渋野の演説

表彰式で、英語の文章を読む姿がありました。英語の文章を一生懸命読んでいたのですが、途中で行を間違えたのか、スペルを見間違えたのか、渋野自身が笑ってしまったシーンがありました。

みんな温かくそれを見守っていて、最後の『せんきゅー』がとどめの言葉でみんな爆笑でした。

ほんとうに良かったです!

私のゴルフライフがとても楽しくなりました。どうもありがとう、シブコ。(^◇^)!

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