終盤の怪腕!藤井聡太四段、20連勝目の澤田真吾六段戦に見る驚異の勝負術



今やテレビでひっぱりだこの、将棋の最年少プロ棋士藤井聡太四段は若干14歳で、制服で対局に臨む姿がそれだけですごい。

2017年6月2日に棋王戦の予選が大阪市の関西将棋会館で指された。対戦相手は澤田真吾六段(25)。居飛車党の本格派であり、良くなったらそのまま勝ちきるような印象の棋士である。間違いなく強敵、実力者である。その澤田六段相手にどのような勝ち方をしたのか?

 

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終盤110手目、先手藤井四段の玉の頭は、金とと金で押さえられた状態で絶対絶命と思われた。その局面から、藤井四段の連続王手。ついに121手目の76桂打ちの王手に対し、1分将棋になっていた後手澤田六段の応手は同金。

これにより大逆転。なんと局面がひっくり返ってしまったのだ。

おそらく桂馬を金で取った局面はまだ逆転したとまではだれも思っていなかったのではないだろうか。ただ一人藤井四段だけがその手ごたえを感じていたのではないだろうか。

「終盤の怪腕」とかつて異名をとったのは、山梨の麒麟児、故米長邦夫先生だ。その再来と思わせるような終盤の怪腕ぶりに感動した。

この勝利によって、デビュー後の公式戦連勝記録を20に伸ばした。20連勝は歴代6位タイである。

将棋のコンピュータソフトが生身の棋士を上回るのかという思いが世上に踊る中、藤井四段の出現は、コンピュータにも負けない棋士の可能性を再び感じさせるものだった。筆者は藤井四段の今後の将棋に対し期待に胸をふくらませる。

この勝利で竜王戦の決勝トーナメント進出を決めた。一番強い棋士がなる竜王の頂点へいざ!!!

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