【矢倉対雁木棋譜まとめ】どっちの戦法が優秀か考えてみた!



先手矢倉対後手雁木

矢倉対雁木を考える記事です。私は矢倉が好きです。なので矢倉が終ったとは思えません。思いたくありません。しかし、雁木が優秀なことも事実です。かなり矢倉に対してライバルな感じがむんむんします。

なので、まずは敵を知ることから始めようということで、矢倉対雁木、特に後手の雁木を並べてみました。
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斎藤慎太郎の先手矢倉vs増田康宏の後手雁木

2017年9月12日の新人王戦の対局です。対局者は先手が斎藤慎太郎七段、後手が増田康宏四段です。後手の増田四段は言うまでもありませんが、現代に雁木を復活させた棋士です。増田四段の棋譜から見ていくのが最も雁木を知るには手っ取り早い道です。

相手は斎藤慎太郎七段。斎藤七段と言えば西の将棋王子と呼ばれて人気があり、タイトル王座を取ったことでも知られる実力者です。将棋は居飛車本格派。雁木の力を見るには最高のカードです。

先手矢倉対後手雁木。増田四段が現代に蘇らせた雁木の優秀性を感じた一局。前編



先手矢倉対後手雁木。増田四段が現代に蘇らせた雁木の優秀性を感じた一局。中編



先手矢倉対後手雁木。増田四段が現代に蘇らせた雁木の優秀性を感じた一局。後編



矢倉囲い 終わった? 先手矢倉対後手雁木。増田五段が現代に蘇らせた雁木の優秀性を感じた一局。感想編

 

藤井聡太の先手矢倉vs羽生善治の後手雁木

藤井聡太五段が矢倉で後手の羽生善治永世7冠の雁木にぶつかった一局です。天才同士の一戦はとても将棋ファンとしては興味深々な対局です。雁木という戦法の実力を引き出すにはもっともぴったりだと思います。

羽生さんとの対局は公式戦初となる藤井五段です。両者とも居飛車党ですが、藤井五段が角換りの出だしに対して、羽生さんが44歩と角道を止めました。角換わりを拒否したわけですね。

こうなると雁木が濃厚です。いままでどうして雁木が指されなかったのか?矢倉を指すのに慣れた方なら察しがつくと思いますが・・・。

藤井聡太五段対羽生永世7冠の注目の初公式戦。羽生7冠、雁木で応戦するも、難局を制したのは藤井五段!



藤井聡太五段対羽生永世7冠の注目の初公式戦。羽生7冠、雁木で応戦するも、難局を制したのは藤井五段!中編



藤井聡太五段対羽生永世7冠の注目の初公式戦。羽生7冠、雁木で応戦するも、難局を制したのは藤井五段!続中編



藤井聡太五段対羽生永世7冠の注目の初公式戦。羽生7冠、雁木で応戦するも、難局を制したのは藤井五段! 後編



藤井聡太五段対羽生永世7冠の注目の初公式戦。羽生7冠、雁木で応戦するも、難局を制したのは藤井五段! 続後編
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まとめ

二局掲載しましたが、矢倉も雁木もまだまだ未開だと思います。

しかし、後手に雁木の選択肢ができたことは、今までの矢倉の常識が大きく揺らいだことを意味すると思います。雁木が矢倉に戦法的に勝るのかどうか、そのあたりは、そう簡単に両者譲ることはできません。

矢倉を今まで指してきた側から見れば、どうしても後手の雁木作戦をつぶしておきたいところではないでしょうか?

矢倉党はもう一度基礎から見直すことになりそうですね。矢倉党のプロ棋士の先生方、ぜひ矢倉を助けてください!

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