自宅のパター練習の悩みごと
パターの練習をするのに、パターマットやカップを用意して、自宅で練習することをおススメしました。
しかし、やってみて気付くと思うのですが、”続かない”、という悩みが出てくると思います。
ゴルフの本番が近付いてきたから練習しよう、とか、とかゴルフのトーナメントをテレビで見ていて、それでたまたま練習したい気分で転がしてみよう、とか・・・。
こんな行き当たりばったりでは続きません。かくゆう私がその典型でした。
人間の行動の仕組み
自宅でのパター練習って、実際に、そこにパターマットが敷いてあって、ボールがあって、パターがあって・・・と、まずはもろもろの準備が整っていることが前提です。でもそれだけではダメで、その場を自分が通りかからないといけないですよね。しかも、仮に通りかかったとしてもパターを握らないと練習しません。
ある人から教わったことですが、ジョギングを毎朝しようと決意した時、ただ決意しただけでは、普通の人はやらないそうです。そこで、玄関にジョギング用のシューズを、そのシューズだけを前もっておいておくことにしたそうです。すると、玄関で、シューズを履きますよね。そうすると、履いてしまった以上走るってことになるようです。
いわく、「いかに靴を自分にはかせるか?」ということが重要なのだそうです。
ゴルフショップを参考にする
よくゴルフショップなどに行くと、パターコーナーがあって、そこに行くと、パターを手にとって見た後、ふとした拍子に下を見ると、そこにパターマットが設置されているのを発見して、そこで無意識のうちにボールを転がしていたりしませんか?
これは、ショップがお客さんに、いかにパターを買ってもらうか?ということを考えこんだ末の結果だと思います。
パターを買ってもらうために、「実際にパターを打ってもらえたら買ってくれるのではないか?」と仮説を立てます。
次に、「ではどうやったらパターを打ちたくなるか?」と考えます。そのためには、パターマットやボールや、カップがないといけません。そしてなによりも、パターを手にとってもらわないといけません。
次に、「パターコーナーに来てもらうためにはどうするか?」。自分にとっては、もうパターコーナーに直行しますので問題ないですが、他のお客さんに来てもらうためには、何か工夫が要りそうです。
よく、スコッティキャメロンとか、有名で高価なクラブを目立つように飾ってあるショップがありますよね。
これはきっとおもわず見にきてしまう高価なパターを置いておくことでまず注目を集め、それを手にとらせて、打感をためさせ、他のクラブはどうだろうって感じで、どんどん他のパターでボールを転がさせるような、そんな感じなんだろうなって思います。
とにかく急所としては、パターを手にとってもらうこと。そしてパターさえ手にとってもらえれば、シナリオ通りに進みそうです。
自宅をショップに見立て、自分を客として考えてみる
これと同じことを自宅でもやればいいのです。私の場合ですと、私は、歯磨きをしている時に目につくところにパターマットとかをおいておきます。
そうすると歯磨きしている時、鏡を見ていると、パターマットがちょうど視界に入ったりします。この時点で無意識に注目しているわけです。そのあと、おもむろにパターマットのアドレス地点に行く前に立てかけてあるパターを手にして、カップに収まったボールをかき出して、セットして、カツン。
一回転がすと、立て続けに10回くらい転がしてしまいます。
これだけで私の場合はかなり違いました。歯磨きは毎日しますよね。すると毎日練習する可能性がかなり高まります。私がやったことと言えば、ただマットの位置を歯磨きする場所の近くに置き、視界に入るようにしただけです。
まずはこの毎日練習する可能性を高める工夫からまずしてみたらいかがでしょうか?きっとあなたにとってベストの練習したくなるスイッチが見つかるはずです。
ぼくの~やる気 すいっち~。
あなたのゴルフライフが楽しくなりますように。
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