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スコアの壁130切りを目指すために必要な技術
ピッチングウェッジの腰骨から腰骨の振り幅でアプローチする練習を繰り返すと、どういうことが起きたのか?あれほど分からなかったピッチングウェッジの打ち方の糸口がつかめました。現実にはスイングが良くなりました。
最初のうちは力を抜いて打ったら20ヤードくらいしか飛ばないと思います。その後ランも入れたら30ヤードくらいになると思います。
このショットに慣れてくるにしたがって、だんだんと、振り幅を大きくしようとする気持ちが起こってきます。
すると、どんどん飛距離も伸びていきますし、自然な感じでバックスイングができてきます。いつのまにかハーフショットくらいにはなってきます。そうすると50ヤードくらいは簡単に飛んでしまうんです。
とにかく大事にするのは打感です。この打感が気持ちいいことが大事です。気持ちの悪い打感はミスショットです。ミスしたら振り幅を腰骨から腰骨に戻して、練習するようにします。
小さな振り幅なのに飛ぶ理屈
腰骨から腰骨の練習をしていると、どうしてこんなに小さな振り幅なのにこんなに飛ぶんだろう?って疑問に思う人もいると思います。ベン・ホーガンの動画から、『こんな風に打つんだよ』って雰囲気は分かっても、具体的な理屈も知りたくなるのが人情(?)だと思います。
それについては『ゴルフアプローチのテコの原理。ボブ・トスキが教えるワンレバーとツーレバー』の記事に書きましたが、リストが大きな役割を果たしています。
最初にベン・ホーガンの動画からお伝えしたのは、理屈から入るとあまりよろしくないと思ったからです。経験上ですが、理屈から入ると機械的になってしまい、滑らかに動くことができません。
アプローチの練習で得られること
小さな振り幅だからこそ気づくことがあります。フルショットの練習をしていたら気にも止めないかもしれませんが、リストをどう使うかを学ぶことができます。
腰骨から腰骨のふり幅で練習していると、リストをあまり意識しないで振り続けられることで、リストを自然な形で活用できます。しかし、使い方をわずかに変えることで、正確性を重視したり飛距離を重視したり打ち分けることができます。
それが先ほどの、ワンレバーとツーレバーになるのです。このワンレバーは手首をまったく使わないショットで正確性重視の打ち方です。もう一つがツーレバーで飛距離重視の打ち方です。
これも、いきなり飛距離を求めてツーレバーを練習しだすと変な癖がついてしまいます。あまり極端にやるとシャンクが出ますから注意しないといけません。
そういう意味でも、リストを意識しないで自然な振り幅のショットを先に身に着けてから応用で練習してみることをおススメします。
アプローチショットを練習して100ヤードを打つ
ピッチングウェッジのロフトは48度くらいです。シャフトは大体35.25インチくらいです。このセッティングでボールを打つと、大体100ヤード飛ぶはずです。ピッチングウェッジで100ヤードを打てることが一つの基準作りに役立ちます。
このピッチングウェッジのショットを打つときに、いろいろな方がいろいろな理論を主張しています。どの意見も正しいと思いますのでご自身が理想とする打ち方があるのであれば、それを追及されることが良いと思います。
しかし、もし特にそういう理想がなかったり、まったく最初から始めようって思っている方は、ベン・ホーガンのスイングを参考にしていただければと思います。
ゆったりとしたリズム感
特に動画の最初の方で飛球線後方からのアングルがありますが、このリズムがものすごくおすすめです。
ゆったりしていて、まったく力みが感じられません。それでいてフルスイングと言いつつも、バックスイングもそれほど大きくありません。
これが私の理想です。
このフルスイングを実現するには、一朝一夕にはできません。アプローチショットから徐々に大きくしていき、フルスイングに近づけていくのが良いと思います。
いろいろな理論が巷では言われていますが、まずはイメージとしてこんな感じで打つんだって思うことが大事だと思います。
あなたのゴルフライフが楽しく実りあるものでありますように!(*^_^*)!