テザリングの注意点
『レッツノート内臓の無線LANが故障した!iPhoneのテザリングで乗り切る!』の記事からの続きです。
使用しているパソコンは、レッツノートのCF-S10です。Wi-Fiが断続的にしか接続できなくなってしまい、最終的にはほとんど認識しなくなってしまいました。内臓の無線LANが壊れたのではないかと思って、応急処置的にスマホを使用してテザリングを使ったことを書きました。
しかし、テザリングにもデメリットがあります。そのデメリットは、スマホの通信容量を減らしてしまうという点です。ニュース記事を見たりする単純なネットサーフィンなら問題ないですが、動画を長時間視聴したりすると容量が一気になくなってしまいます。
そこで、自宅ではWi-Fiが利用できる環境ならば、スマホではWi-Fiを接続しながらUSB接続する方法がおススメです。実際に、そうやってみて動画を見ましたが容量が減っていませんでした。
有線と無線はそもそも違う経路
スマホによるテザリングが成功したため、当面はそれでいいかって感じで妥協していました。しかし、スマホを接続する手間とか、Wi-Fiの設定が面倒だったり、かりにWi-Fiの設定を忘れたりすると悲惨な目に合います。そんなことから、無線LANに何とかできないものかな・・・って心の中はくすぶっていました。
そんな時、たまたまWi-Fiのことで専門店の方と話す機会があり、こんなことを聞きました。
『無線を感知する場所と、有線で感知する場所が違う』
これを聞いた時、はっとしました。
パソコンに詳しい人ならば常識なのかもしれませんが、私は知りませんでした。今まで無線でも有線でも両方とも同じところに行くものだと思っていたので、無線がダメなら有線もダメだろうって思ってたんです。
でも、テザリングで、USB接続でつながるのはどうしてなのかって疑問も一方であったんです。
そのもやもやが一気に解決した感じです。
有線がつながるか実験
店員さんの話を聞いて、頭の中はこんな風になってます。
≪脳内イメージ≫
無線LANと有線LANの経路が違っているっていうのを聞いて頭に浮かべたのは、Wi-Fi親機からの電波をパソコンが直接感知する部分が故障していて、有線からの経路はもしかしたら故障してないんじゃないかってことでした。
であれば、スマホのテザリングが、Wi-Fiからの接続はダメだけど、USB接続なら大丈夫だという理由の説明がつきます。
そして、もし有線LANからの経路が生きていたら、LANケーブルでインターネットに接続可能なはずです。
なので、さっそく有線で繋ぎました。
結果繋がりました。
有線LANと無線LANのコラボ
有線LANがつながるということが分かったので、とりあえずスマホのテザリングはせずに済みます。
有線は邪魔です。有線の接続はアナログですが安定してつながるため、安心感があります。しかし、優先は邪魔です。線が届く範囲でしか活動できません。無線LANの良さは、ノートパソコンで自宅の中で、ソファの上やこたつの中、暖炉のある場所、寝室、トイレ(可能性として)など自分の好きな場所で動かせることだと思います。
なので、無線にできないかなって思いが次第に沸いてきます。
≪イメージ≫
このイメージの中で青く囲んだアイテムがないかなって思ったんです。つまり、入り口は有線LANの経路を使いますが、Wi-Fiの親機からこの青いアイテムまでは、無線になるようにできないか?
昔のパソコンには、元々無線LANなんて高度な機械は内臓されていなかったはずです。とすれば、有線LANだけを搭載していたパソコンを対象に、無線で飛ばされた電波を有線でも認識できるような変換機のようなアイテムがあったとしてもおかしくありません。
無線LAN変換アイテムを探す
上記のようなことを可能にするアイテムはないか、探しました。そしたらあったんです。
あったと言っても、実際に試してみるまではまだ確定ではありませんが。しかし、試してみずにはおれませんでした。金額は713円なので、もし仮にダメだったとしてもそれは諦められるところです。
TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル TL-WN725N
一応この商品で大丈夫だろうって思ったのは、下記のレビューを見つけたからです。
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アマゾンのレビューから引用
無線LAN子機を実験した結果
届いたので早速試してみました。結論から言うと大成功でした。
無線LANが断続的になることもなく、安定して繋がっていて快適です。当初の悩みからすれば、望外の成果です。USBポートが一つ減ったことくらいがデメリットとしてあるくらいで別段大したことはないですね。
話をまとめますと、無線LANがつながらないけど、有線LANが接続できる場合、無線ラン子機で接続できるかもしれないってことです。使用するパソコンの機器などが違ったり、何か別の要因がある可能性も否定できないので、確実に治るということではありませんが、少ないコストなので実験してみる価値はあるのかなと思います。
もし同じ悩みを抱えている方がいればぜひ参考にしていただければと思います。
あなたのパソコンライフが楽しいものでありますように!(*^_^*)!