将棋初心者に向けてより堅い囲い方を書いています。(左美濃)



もっと囲いについて知りたい!

将棋で初心者が囲わない理由とは』について書きましたが、その理由は、囲う必要性を感じないからでした。

なので、ここでは囲う必要性を感じて、最低限の守りで書いた『将棋の駒組の基本を知る。初心者が覚えるべき最低限の守り方とは。』と『初心者は金銀三枚の基本の守り方を覚えるべし』の記事を試したけれどもまだ足りないって感じている人に向けて書きます。

囲いをどうしてもしっかりしないと勝てない。でもどんな囲いを使えばいいのか?

この問いに答えます。

まずはあなたの得意戦法が居飛車の場合です。そして相手が振り飛車である場合を想定します。相手が居飛車の場合は、別の記事に書く予定です。

 

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基本形:舟囲い

まずは下記の図をご覧ください。

≪基本図≫

居飛車側のこの囲いは舟囲いと言います。全てはこの形から始まると言っても過言ではありません。

相手が振り飛車と分かった時、とりあえずこの形を整えます。

順番はあえてここでは書きませんが6手で作れます。まずは形を覚えてください。

とりあえずこの形になればいいんです。なぜなら、急戦にせよ持久戦にせよ、この形までは同じだからです。

急戦策を取ればいいか、持久戦策を取ればいいかは、自分の好みで選べます。

居飛車に急戦と持久戦を選ぶ権利がある。

対振り飛車で居飛車のいいところは、相手がよほどトリッキーに仕掛けてこない限り、こちらに戦法の選択権があることです。

仮に急戦で攻める場合は、ほぼこの形からどちらかの銀を繰り出して攻めていくことになります。

今回は、持久戦について考えていきたいと思います。

持久戦にする場合、上記の基本図から右の銀を上がります。

この右の銀を上げると持久戦にほぼなります。100%と言えないのは、右銀をつかった急戦もあるからです。

相手の立場に立つと、相手は『むむ、持久戦でくるようだぞ。でももしかしたらまだ急戦でくるかもな・・・』って感じです。

孫子の兵法でもありますが、こちらの出方を最後の最後まで見せないことが大事です。虚々実々の駆け引きですね。

 

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端歩を突くタイミング

端歩を突くかつかないか?簡単なようでいて複雑です。、初心者の方に教える場合で多いのは、『端歩は相手が突いてきたら突きなさい』です。

自分もそう教わり、おおむね正しいと思いますが、経験上、一つ補足するとすれば、自分が『穴熊』という囲いを用いないならば、先ほどの教え通り、端歩を突かれたら突くのがいいと思います。

ここでは穴熊にしない場合を書きます。一応相手がこのタイミングで端歩を突いたとして、受けた局面を下図に示します。

 

左美濃囲い

最もオーソドックスな囲いでお勧めするのは美濃囲いです。これは振り飛車の常用する囲いですが、居飛車でも出現します。振り飛車の美濃囲いがもともと主流で右に囲うことから、居飛車の場合左側に囲うので左美濃囲いと言います。

この囲いは、とても人気のある囲いです。相手がいきなり攻めてきた場合にも、意外と組める形なので、バランスの取れた囲いと言えると思います。

天守閣美濃囲い

左美濃は、振り飛車の美濃囲いと違い、角をどかす一手が必要になります。この角をどかす一手に代えて、玉の位置を普通と変わった位置にする美濃囲いもあります。

はじめて見る人はびっくりするかもしれません。私も初めてこの囲いを見たときには何かの間違いではないかと思いました。

しかしこの囲いには、計算され尽くした安全性があります。

相手の動きを見て囲いなさいっていう言葉がこの囲いに組む時ほど感じることはありません。

と言うのは、見て分かるとおり、相手が居飛車ならば、飛車は目の前にいて、王様一人で飛車の攻撃を受け止める格好になるからです。

まさしく敵に首を差し出した格好です。

逆に相手が振り飛車であれば、飛車は横から攻めてきます。上から攻めてくることはないならば、めちゃくちゃ安全です。

横から攻めてきたときには、玉を下から追うことになりますから、後ろや斜め後ろに進む駒がないと王手がかからないって状況が生じやすいです。

 

まとめ

今回、居飛車の囲いについて、対振り飛車持久戦に限定して、まず左美濃囲いを紹介しました。

天守閣美濃囲いを用いるまではある程度力が必要ですが、この左美濃囲いは、実戦ではかなり力を発揮します。

通常の舟囲いに比べてかなり堅いです。相手の美濃囲いに劣らない囲いと言えば、この左美濃囲いまで囲う必要があります。

試してみてください。きっといい結果が得られるはずです。

次回は左美濃囲いからの発展形について書く予定です。

 

あなたの将棋ライフが楽しく実りあるものでありますように!(*^_^*)!

 

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